ガールスカウトの創始者ベーデン・ポウエル夫妻ロバートとオレブの
誕生日2月22日にちなんで、世界のことに目を向け、自分たちにできる
ことを考えて行動するのがワールドシンキングディです。
今年のテーマは「平和構築」
最初にリーダーから「平和とは戦争がない状況のことだけではありません。
すべての人の尊厳・安全・幸せが守られることです。」と説明がありました。
平和をつくるためには、「なぜさまざまな人がいるのか」「なぜ違うことが
貴重で大切なのか」を理解することが大切だということを、リーダーがスノー
ドームを実際に作って、それを見ながら説明してくれました。
では、自分たちにできることをやってみよう、とブラウニーとジュニアは1月の
活動自粛期間に読んだ平和に関する本の感想を発表しました。
自分の考えを勇気を出して皆に発表するチャレンジです。
ブラウニーは感想のメッセージを貼って「平和の木」を作りました。
練習では小さい声しか出せませんでしたが、本番では堂々と発表ができて
リーダーもびっくりしました。
シニア、レンジャーは昨年春から始めたSTAY HOMEバッジの取り組みを各自
報告しました。文字だけでなく、イラストもあり、その上手さはブラウニー・
ジュニアの目をくぎ付けにしていました。
また、世界連盟旗や世界各国の「やくそく」についてワークシートで学び、
ガールスカウトが世界中で活動していることを感じました。
後半、「ふくろうおばさん」に扮したリーダーが案内役になって、小さな池?
のまわりで「平和のさざ波」というアクティビティをしました。
まず1人ずつ1つの小石を投げ入れ、小さな波紋が広がるのを目で確かめます。
この石が「平和であるように」という自分の願いだとして、次は何人かで
一緒に一緒に石を投げ入れたらどうなるかをやってみます。
「波が大きくなった!」との声があちこちからあがりました。
小さな願いが合わさると大きな波として広がっていくことを実感できて
各自の心に残るアクティビティになりました。
終了直前、「今年度、よく我慢してめげずに活動できたね」と保護者の方から
手作りのクラフトとお菓子のサプライズプレゼントがあり、盛りだくさんな
ワールドシンキングディになりました。
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